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LGBTとは
「LGBT」…日本では、あまり聞き慣れない言葉かもしれません。LGBTとは、「Lesbian(レズビアン)」「Gay(ゲイ)」「Bisexual(バイセクシュアル)」「Transgender(トランスジェンダー)」の頭文字を取った言葉で、性的マイノリティを表しています。世界ではLGBTが社会的に認知され法律で保護されている国がある一方で、厳しい差別を強いられている国もあるのが現実。日本でも家族の目や世間体を気にして、カミングアウトできない方のほうが多いのではないでしょうか。けれども、恋愛の形や性のあり方が多様化している今、愛する対象が異性だけとは限りません。LGBTと呼ばれる人々に対する理解を深め、共存共栄していくことが、現代人に求められている姿勢だといえるでしょう。
LGBTとは
LGBTとは、多様な性のあり方をもっている人を指します。いわゆるセクシャルマイノリティにカテゴライズされる人々で、具体的には以下の4つのタイプが挙げられます。
LGBTの現状
あなたの家族や友人、身近な人の中にLGBTの人はいますか?テレビのバラエティ番組で、いわゆる「オネエ」といわれるタレントの方々が活躍する一方で、一般社会ではLGBTについて口に出すことがいまだにタブー視されているのが現状。そのため、肉親や友人にも本当のことを告げられず、心を痛めている人も多いはずです。
2012年に電通総研が行った調査によると、日本では約20人に1人が「自分はLGTBである」と認識している、という結果が出たのだとか。この結果を見て「意外と多い」と思われる方も多いでしょう。一方で、日本におけるLGBTへの理解やサポートはいまだに進んでおらず、集団や職場での差別や抑圧を受け、生きづらさを感じている人が多いのが現実です。というのも、日本ではLGBTに対する正しい情報が浸透しておらず、国民の問題意識が低いから。私たちが日常会話で発する「彼氏はいるの?」「結婚はしないの?」という何気ない一言に、傷ついているLGBTの人も少なくないでしょう。
もし自分の身内や大切な人がLGBTだったとしたら。それを告げられないために、人知れず心を痛めていたとしたら…。この機会に、一度LGBTについて考えてみるのもよいでしょう。LGBTは決して特別なものではなくごく身近な存在であることを、まず私たちが受け入れることから初めてみませんか。「十人十色」という言葉があるように、人の数だけ性のあり方や愛の形がある…それを認め尊重し合うことで、誰もが住みやすい社会への第一歩となるはずです。現在、日本では同性同士のカップルは法的に認められておらず何の保障もない…そのことをあなたはどう思いますか。
世界的な動き
日本と比較して、世界ではLGBTに対する理解は深く、同性婚を認める流れにあります。現在、同性婚や同性カップルの権利を保障する制度をもつ国や地域は、世界中に広がってきました。オランダでは2001年に世界で初めて同性結婚法が成立し、その他フランス、イギリス、ベルギー、スウェーデン、スペイン、ノルウェー、カナダ、南アフリカ、アルゼンチン、ポルトガル、アイスランド、ニュージーランド、ウルグアイなどでも認められています。アメリカ合衆国では、ニューヨークをはじめ約7割の州で同性結婚が認められていて、その動きはさらに広がりを見せています。